GéoConfluences 2024年分類 — 推定貨物輸送量(Mt/年)
世界の海上貿易が通過する海峡と運河。避けて通れない通過点とは、わずか数キロメートルの幅が、数千キロメートルに及ぶ航路を左右する場所である。
GéoConfluences 2024の分類、年間貨物輸送量は百万トン単位の推計。トン数はあくまで大まかな規模を示すものである――実際の流量は年ごとに大きく変動し、2023年以降はとりわけ変動が激しい。
海峡の価値は輸送量そのものではなく、代替経路の有無で決まる。スエズではなく喜望峰回りを選ぶと10日ほど余計にかかるが、ホルムズ海峡には迂回路が存在しない。
世界の石油のおよそ5分の1が、最も狭い地点で幅39キロメートルのホルムズ海峡を通過する。2023年以降、紅海でのフーシ派による攻撃はコンテナ輸送の大部分を喜望峰回りへと迂回させ、その一方でパナマ運河は干ばつによって通航量を減らしている。